アラフィフ女性はコツコツと骨活が必要な理由

骨粗相症とは?

骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。
日本には約1000万人以上の患者さんがいるといわれており、高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。

骨粗鬆症になっても、痛みはないのが普通です。しかし、転ぶなどのちょっとしたはずみで骨折しやすくなります。

特に閉経後の女性に多くみられ、女性ホルモンの減少や老化と関わりが深いと考えられています

あまり知られていませんが、太っている人に骨粗相症はいないのだそうです。

体重が重いと骨に負荷がかかってそれに対応しようと骨密度が高くなる。

だからと言って太ってはいけません。関節に負担が増え、関節痛が増えるから。

痩せ型の女性は特に注意が必要ですね。

40代以降は骨活

大丈夫です!

骨を強くする方法があります!!

それは、骨に刺激を与えること!!!

1995年にイギリスのノッティンガムのクイーンズメディカルスクールによる研究報告によると、

1日50回程度のかかと落としを行うことによって骨の強化が示されたとされています。

  1. 肩の力を抜き背筋を伸ばし足を肩幅に開いて立つ。 両足のかかとを上げる。
  2. (2〜3cmから始め少しずつ高くする体調や慣れに伴い高さを調節する。)
  3. 両足のかかとを床にストンと落とす。
  4. 2、3を繰り返す。(ふらふらする場合は椅子や壁につかまりながら行ってください。)

※バンザイをしながらかかと落としをすると、肩こり解消にもなる。

その他、ジャンプや縄跳びも、骨に刺激が入り効果的です。

骨に刺激を入れると骨密度が高くなるので、

靴も、ソールが分厚いスニーカーより、雪駄のような薄いものの方が骨を強くするのだそうです。

また、ヨガマットも分厚いものより、薄いものの方が骨に刺激がいきます。

靴選び、ヨガマット選びの参考にしてくださいね。

骨を強くするビタミンD

骨を強くさせるミネラルとしてよく知られているのはカルシウム。

実はビタミンDが、カルシウムの吸収を高め、骨の石灰化を促進して骨密度を増加させる(新陳代謝を高める)働きをします。

その結果、骨折の予防・抑制へとつながるのです。

また、筋肉へも作用し、転倒を抑制するとされています。

逆にビタミンDが不足すると、骨や筋肉が弱くなる。

ビタミンD不足のサイン

  1. 外出する機会が少なく、家にこもりがち
  2. 屋内で仕事や生活をする時間が長い
  3. スポーツジムなど、屋内で運動をしている
  4. インターネットで買い物をする機会が増えた
  5. 夜勤などによる夜型中心の生活
  6. 勤務先が駅に直結している
  7. 夏に外出するときは、日傘、帽子、サングラス、マスク、長袖、手袋などで全身を覆っている
上記のうち1つでも当てはまる方は、ビタミンD不足に注意しよう

ビタミンDの増やし方

  • 1日20分程度、日光に当たることで体内でつくることができる
  • 天日干しのしいたけやきくらげを食べる
  • 鮭、いわしなどの魚類を食べる
  • 卵黄を食べる
  • サプリメントで摂取する

ヨーガ療法が骨活になる理由

  • アイソメトリックヨーガで骨や筋肉を強くすることができる
  • 女性ホルモンのマザーホルモンであるDHEAホルモン(副腎ホルモン)の分泌を促すから、女性ホルモンの減少を抑える
  • いろんな筋肉に無理なく負荷をかけて、転倒しにくい体づくりができる
  • 窓の大きなスタジオで、太陽の光を浴びてビタミンDを生成しながら心地よくヨガができる

意外と知られていない骨についての豆知識

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